2017.10.16更新

低用量ピルのタイプと服用方法

ピルを服用する女性低用量ピルには大きく分けて二つの種類があります。
それは偽薬と呼ばれる何のホルモン成分も含まれていない錠剤がシートに含まれている28錠タイプとそうでない21錠タイプの二つです。
一見するとどう違うのかと疑問に思われる人もいるかもしれませんが、これは単純に1シートあたりの錠剤の数が28錠と21錠で違います。

1シートあたりの錠剤の数は違うものの、低用量ピルとしての効果は同じです。
毎日継続的に飲み続けることによって経口避妊薬としての効果はしっかりと持続させることが出来ます。
低用量ピルをはじめとする経口避妊薬は、その服用方法さえ間違えなければコンドーム同様、非常に高い確率で望まぬ妊娠を避けることが出来ます。

というのも、低用量ピルをはじめとする経口避妊薬には女性ホルモンと似た働きをする成分が含まれています。
女性の体の中ではこのホルモンバランスが変化することによって排卵をおこしていきますが、低用量ピルは疑似的にホルモンバランスを変化させ、排卵自体を止めていくことができるわけです。
排卵が起こらなければ、それは妊娠もしません。
つまりは女性側が出来る最適な避妊方法というわけです。

ただ、この低用量ピルには欠点も存在しています。
それは毎日同じ時間に続けて飲み続けなければいけないという点です。
1日でも同じ時間に飲み忘れてしまえばその時点で避妊効果が薄れてしまう可能性があり、妊娠の可能性が出てきてしまいます。

そしてその飲み忘れを防止するのが、偽薬が含まれる低用量ピルです。
1シートを毎日飲み続ける、この服用方法さえ守っていれば生理の後に新たなシートを飲み忘れるというリスクを減らすことが出来ます。
1シートあたりの錠剤が少ない方がいいという人も中にはいますが、飲み忘れの可能性が少しでもある人は安全策として偽薬が含まれるタイプがお勧めになってきます。
変に飲み忘れをして1シート分の低用量ピルがまるまる無駄になってしまうこともあるため、それよりは堅実な方法だといえます。

ピルを飲み忘れてしまった場合はどうする?

もしも実際にピルを飲み忘れてしまった場合、それはどう対処していけばいいのでしょうか。
実はその飲み忘れのタイミングによって対応方法は変わってくることになります。

例えば、飲み忘れのタイミングが毎日錠剤を飲んでいる時間帯から1日以内である場合です。
この場合にはその気が付いた時点で錠剤を服用すれば何ら問題はありません。
飲み忘れの時間帯によっては1日に2錠ピルを服用することになりますが、これで体に異変があらわれることもありません。

もともと、低用量ピルに含まれるホルモン成分はそこまで大量というわけではありません。
体への影響が少ないことが売りになっているので、1日に2錠ピルを服用しようがそれで副作用が顕著にあらわれるということもありません。

では、飲み忘れのタイミングが前日の服用時間から1日以上たっている場合はどうなのでしょうか。
その場合にはその周期の避妊効果は期待できなくなります。
残りの周期分のピルがシートに残っている時には、このシートをそのまま処分することになります。
この残りのピルを服用したところで、飲み忘れが起こっている時点で避妊効果は期待できなくなるわけです。

この時、ピルの服用を中止すれば自然と生理が起きることになります。
次のピルはその生理が終わってから再開するようにしましょう。
ちなみに2日以上の飲み忘れがあった時点で先にも挙げたように避妊効果は期待できないため、その間には別の避妊方法で対処していく必要があります。
コンドームやその他の方法で臨機応変に対処していくようにしましょう。

ピルの飲み忘れはないに越したことはありませんが、もしもの時はここで挙げた方法を参考に対処していくことが大切です。