2018.02.18更新

ピル以外にも避妊する方法はある

妊娠を希望しない場合性交を行っても妊娠しないように、何らかの妊娠防止の手段を用いることになります。
方法としては、薬剤や器具の使用、排卵時期を推定してその時期を避けるなど様々な方法があります。
受胎調節は、避妊と同じような意味になります。
避妊法を応用して夫婦の希望により、計画的に子供を産むことを家族計画といいます。

なお避妊は本来妊娠能力を保持したままの状態で、妊娠を防ぐことであってその方法を中止すれば、妊娠能力が直ちに回復するものを言います。
不妊手術は避妊には含めていません。
ですが避妊法と不妊法は、意図的に妊娠防止の手段を用いる点では共通しているため、特に人口学の分野で不妊手術を避妊法の一種とみなす場合も、少なくはありません。
人工妊娠中絶は妊娠した後に出生を防ぐことですから、避妊には含まれません。

代表的な避妊の方法として、性周期に伴う生理的変化から排卵時期を推定して、妊娠可能な時期に禁欲するかほかの方法で避妊する、周期的禁欲法があります。
精子と卵子が時間的に遭遇しないようにすることで、排卵時期の推定方法によりオギノ式、基礎体温法、頸管粘液テスト法の別があります。

ペニスをゴムなどでできた袋でおおい、精子の膣内侵入を防ぐことにより避妊を行うコンドームもあります。
日本では、最も一般的な方法になっています。
長所はとっさの場合に間に合い、副作用がないことです。
短所は使用方法によって効果の確実さが、やや欠けることにあります。
また膣内で精子の受精能力を奪う、殺精子剤もあります。

形状によって錠剤、ゼリー、フィルムの別があります。
効果を確実なものとするためには、ほかの方法との併用が望ましくなっています。
ペッサリーは子宮膣部の前面にゴムの膜で隔壁を作って、精子の子宮内侵入を防ぐもので長所は男性の協力が不要なことですが、ペッサリーを使用するときには指導を受けて習熟する必要が出てきます。
そのほかにも子宮内避妊器具や、ピルなどのステロイド避妊法があります。

それぞれの避妊方法のメリットとデメリット

代表的な避妊をする方法に、ピルの服用があります。
ピルを服用することで避妊の状態を、作り出す方法になります。
また子宮内に挿入する避妊器具も使われています。
形状によってリング、ループなどと呼ばれることもあります。

メリットは避妊効果が高く、一度の挿入で数年間継続して使用することが、可能になっています。
男性の協力が不要なこともメリットの一つになっています。

デメリットは時に脱落や副作用(月経量の増加、不正出血、腹痛、骨盤内感染など)があることが、デメリットになっています。
ミレーナという製品が出ていますが、このミレーナは持続的に黄体ホルモンを子宮内に送るシステムを持っているリングで、精子の着床を防いでくれます。
長期間挿入しておくことが可能なので、ピルのように毎日服用しなければならないということがありませんので、薬が苦手といった人にお勧めの避妊器具になります。

避妊の方法が備えている条件として、効果が確実で性感を害しない、健康上有害であってはならない、不自然でない、実施が容易、よく受け入れられ長く続けて使用される方法、費用があまりかからない、失敗して妊娠しても胎児に悪影響を与えないという条件が、挙げられます。
ですが現在は一つの方法ですべてを完全に満たしている完全な方法は、見つかっていません。

ですからどの方法を使用するかは、各避妊法の特徴を知ったうえで、それぞれの男女が最も適した方法を選ぶことになります。
日本では多くの人が、避妊を実行していてその方法はコンドーム、オギノ式、性交中絶、基礎体温法、などの方法が多く行われています。
各方法の特徴をよく知ったうえで、実行するように心がけることが大切になってきます。