2017.11.20更新

ピルの費用の相場はどのくらい?

ピルは避妊や生理不順に使われるお薬だと多くの人が思っています。
確かにその効果もあるのですが、ニキビを改善する効果もあります。
そもそもピルには、女性ホルモンが含まれていて、生理の周期をコントロールする働きがあります。

女性にも男性ホルモンは分泌されていて、生理前になるとその分泌が活発になることが分かっています。
男性ホルモンには、皮脂を過剰にして毛穴を詰まらせてニキビをできやすくするという働きがあります。
ピルを飲むことで、男性ホルモンの分泌量を抑えることができるので、ニキビを改善できます。

ニキビがよくなると、服用しなくてもいいのではないかと思い、飲むのをやめる人がいます。
そうすると、ホルモンの分泌は元の状態に戻り、ニキビができやすくなってしまいます。

ただ、ニキビのためにピルを処方すると、健康保険が適用になりません。
保険外治療という扱いになるため、クリニックによって値段は異なります。
初めて薬をもらう際には、初診料や検査料が加算されるので、費用は1万円ほどが相場になります。
ただ、次回からはお薬と再診料のみの負担になるので、3000円ほどの費用でピルを処方してもらうことができます。
あくまでこの値段は相場なので、クリニックにより安いところや高いところがあるということを知っておきましょう。

月経困難症などで、婦人科で保険適応として処方される場合も、2500円ほどの費用で処方してもらうことができます。
ピルにはいくつかの種類があり、薬によって治療費は変わってきます。
ニキビの場合は、低用量ピルを飲むことになります。
自分の症状に合ったものを選ぶ必要があるので、医師と相談した上で決めましょう。

処方は皮膚科だけでなく、婦人科などでも扱っています。
かかりつけの医療機関があれば、そこを受診すると安心です。
かかる費用の相談などもでき、通いなれた医療機関であるということは、カルテに今までの診察の記録があるので信頼できます。

ピルを選ぶ時は相性と世代の違いを理解する

ピルには、いくつかの種類があります。
ニキビに使われるのは低用量ですが、中用量や高用量といったものもあります。

低用量ピルは、黄体ホルモンが開発された順番に、第1世代、第2世代、第3世代という種類に分けることができます。
第1世代は卵胞ホルモンの働きが弱く、黄体ホルモンの量が多くなります。
第2世代は、第1世代の黄体ホルモン量を抑える目的で作られました。
黄体ホルモンの量を抑えているのに効果が高いという特徴がありますが、体毛が濃くなるという男性化の症状が出ることがあります。
第3世代は第2世代の効果はそのままに、男性化を抑制したお薬です。

それぞれの世代には、いくつかのピルが用意されているので、選び方に困ってしまうかもしれません。
しかし、選び方では自分の身体との相性が必要になります。
人によっては、動けなくなるほどの吐き気を感じるなど、相性が悪いピルがあるのも事実です。
世代や相性を確認するため、いくつかのピルを飲んでみて、一番自分に合うものを選ぶといいでしょう。

自分が飲もうとしているピルの口コミや評判を事前に知っておくといいでしょう。
もちろん、体質はひとりひとり異なるので、口コミの評価が高く、評判になっているものが自分に合うとは限りません。
どのようお薬が自分の身体に合うのかというのは、飲まなければ分からないというのが実際のところです。

アレルギー体質であったり、自分と似たような体質である人がピルを飲んだ口コミなどを書いていれば参考になるかもしれません。
ピルを飲んだ後の症状は人によって様々で、何もトラブルが起きないという人も少なくありません。
自分の身体の状態を確認しながら、服用をするかどうかを決めましょう。